暑くなってきましたね。ティナを洗う前に、兄ちゃんたちにちょっとサービス。
イヌタライを出すと、いつものオーちゃん。
心得て入っていきます。
「くっひょ~~、たまりまへんなぁ!!!」
寄ってくるタケルとボリス。
オースティンのダシのとれた水を飲む(オエーッ)
たまりまへんなぁ・・・・・
オースティンもボリスも、ティナへの恋わずらいにかかりました。
家のなかは大騒ぎです♪♪♪
この♪は喜びを表していません。
やけくそな♪です^^
夜中でも、どうぞ騒いでくれたまえ♪♪♪
昨日、タケルのお里である鹿児島にいるおかあさんからたくさんのユリが届きました。タケルのことでご縁が出来て以来、こうして毎年、栽培したユリを季節にお送り下さいます。いつも何十本と送って下さり、会社のひとたちにも分けるのです。
子犬の頃はタケルは、この香りを実家で感じたのかも知れない。ユリの香りが漂う居間で、昨夜はタケルはティナへの恋心を歌い上げていました。
ティナちゃんは来週の13日で1歳のお誕生日を迎えます。彼女が去年の9月に我が家に来てくれて、私はティナたちにずいぶんと救われてきました。ハナちゃんの死への後悔から。
ハナちゃんのことを思い出すときはどうしてもいつも涙が出ます。ハナには詫びても詫びきれませんし、書いても書いても、生まれるのは後悔だけです。でも自分がハナちゃんを死なせてしまったことを書こうと思います。まだハナが亡くなって1年ほどしか経ちません。忘れる筈もありません。
うちは自営業で、去年の7月、新しい従業員を雇いました。彼は工場長並みの給与を希望し、しかし実際は腕がマズく、失敗を重ね、うちに百数十万の損害を出しました。
新規採用ですから、うちの要求するレベルに達するまでもちろん失敗はあります。そのうえで取り戻すべく努力する、頑張って腕を上げていくのが大事だと思います。しかし失敗を続けて、周囲に叱られた彼は、8月のある昼、「精神的にもたないので辞めます」と事務所にいた私たち夫婦のところに来ました。迷惑かけてすみませんの一言もありませんでした。
私は彼を叱りました。烈火のごとく怒る旦那と彼だけにさせるより、私がいたほうがましと思ったのです。遠くで雷が鳴りはじめており、いつも雷を非常に怖がるハナのことが気がかりながら、その後、1時間ほど私は事務所で彼と話をしました。失敗した分をせめてきちんと直してから辞める、それが当たり前のことでしょうと話をしたのです。
その間も雷は鳴っていました。雷は近くなっていました。ハナの様子を見に行って欲しくて、途中で旦那の両親に電話を入れましたが不在。ハナちゃんがどうしているか気にしつつ、急いで私は家に帰りました。そしてバリケンのなかで事切れそうになっているハナを見たのです。浅い呼吸を続け、体が熱くなっていました。夢中で雨のなかぐったりと重いハナを外に抱きかかえ、ホースで水を全身にかけました。
私はもうヒステリックになっていました。会社にいる旦那に助けを求めました。いつもなら雷が鳴り、おびえた興奮したハナが吠え、彼女を私の傍に出してやり撫でていればおさまっていたのです。ハナちゃん、ハナちゃんと泣きながら呼んでも浅い呼吸のままです。自宅に急いで帰ってきた旦那がハナちゃんに口をつけて人工呼吸を何度もしました。獣医に電話をかけ、すぐ連れてきなさいと言われ、びしょびしょのハナの体をタオルで巻き、クーラーを強にして乗用車に乗せました。
獣医さんのところに行く前に、ハナちゃんは呼吸が止まりました。もう獣医には行く必要はありませんでした。夫婦で泣きながら自宅にハナちゃんを連れ帰ったのです。
ハナちゃんを死なせてしまったのは私なのです。死ぬという危険を熟知していたら、私はその従業員を相手にせず、自宅に帰っていたでしょう。クーラーをかけた部屋で、イヌは熱中症で死ぬこともあるとわかっていたら。でも私が馬鹿で、まさか死ぬとは思いもしなかったという安易さで、そしてイヌたちは必ず生きているのが当たり前だという愚かさで、私はハナちゃんにかけがえのない命を失わせてしまったのです。
泣いて泣いて。でも悪いのは私でした。泣いても詫びても、ハナちゃんは生き返ってくれませんでした。なんでおかあちゃん帰ってきてくれないの、雷こわいよ、こわいよとハナちゃんは思っていたのでしょうか。私を怒っていたでしょう。何にも悪いことをしていないのに死ぬ理由もわからないままに。
叱られた従業員はいまもうちに勤めています。腕も少しずつ上がってきました。
ユリをタケルのお里から送っていただくと、いつもハナと先代タローのふたりが並んだお墓に手向けます。ご祈祷して頂いた塔婆も毎月新しくし、お墓参りのとき、いまもハナちゃんに詫びるのです。願わくは、どうかハナちゃんの命のぶんまでほかのうちの子達が生きながらえますように。どうか、ハナちゃん、タロー、みんなを守ってください。
昨日からです。
実はこんなティナちゅりんに、、。
惚れてしまったヤツがいるのです。
タケルさんです。バリケンに入っているタケルさんは、キュンキュンヒンヒン、果ては、ワンワンワンワンと、ティナちゅりんの傍に行きたいことをアピールしてます。
ふだんは滅多なことでは吠えたりしないタケルさん。
恋する男になっちまった。
夜中まで吠え、、、明け方から吠え、、。約10秒に一度の間隔でワンと吠えてます。
こちらに頼みこむような視線を送るタケルさん。ティナのバリケンの扉を前足で開けようとするタケル。開けれなくて、すがるような目で私を見てくるタケル。
「なぁ、おかあちゃん、ほんまたのむわぁ」
・・・あかん。その扉は開かんよ。(あ、駄洒落言っちゃった!)
「タケル、待ってろよ、おまえの嫁さんや」と旦那がタケルを励ます。
・・・来年か、再来年の話やがな。
オースティンとボリスは、外に出すときにティナのバリケンを匂って尻尾振って、すこし挨拶してから外へ遊びに出ます。タケルさんは呼んでもティナのバリケンに座り込み回り込み、外に出ようともしません。今日はリードをつけたらようやく外に出ました。
ティナもまんざらでもない様子。
期間限定のモテモテ時期を、楽ちみたまえ!
来週、1歳のお誕生日を迎えるティナちゅりん。
早いものですね。
来客の第2週目に入りました。ティナちゅりんは相変わらずの元気者。先週はじめはやや物憂い感じがあってんけど、それはだるかったんかな。今朝は、元気、元気。
ティナの頭が大きくなってきました^^
さわると頭の骨がごつくなってるってわかるの。
実はこんなこともできるティナ子。
と言っても何秒間か静止できるだけやけどね。
でも腰に悪い気もするので、やるの困るの。(可愛いけどなぁ!)
オハナちゃん、見てる~~~???
コツは、おやつに釣られることやから!
親ばか的には、こんなショットはティナの成長を感じ取ってしまうのです。
あどけない少女から、きれいな娘さんになってきてるわ。
自分ながら親ばかっぷりにも困ったもんやわ。
「おまえはティナが好きやなぁ」といつも旦那に言われます。
うん。そうやねん。
まぁ、何にもたいして変わってないといえば変わってないんやけどね。
兄ちゃんsはたいして騒いでいないけど、男子組で集めると本気めいたバトルが始まったことがあり、そのあたり、ティナの来客が影響してるのでわないか、と思ってんの。
なわけで、全員おひとりずつさまの対応です。
いま冬毛の抜けるまっさかりで、ひとりずつのほうがブラッシングもしやすいですしね。
このゴマのような粒たちは、ツバメです。今年は2家族さまが我が家に滞在でした。
2度ほど事故があり、ヒナを土に埋めてやりました(合掌)。
いま育った子ツバメたちは、飛ぶ練習を繰り返してる。
がんばれ~。
味噌煮豚を作った日。天使パンはもいちどチャレンジ。くるくるベーコンパンにはスライスチーズも一緒にくるくるさせてみたよ。ケチャップかけるのビビリのせいで、手ぶれがおきてますね^^
バタバタで疲れちゃおりますが、ティナの初来客の日々は、私には大切なことで。
やっぱり書いておかないとね。
備忘の趣旨にて。